【ブラジル音楽】マルセロ木村TRIO

若干16歳でプロギタリストとしてキャリアをスタートし、ボサノヴァの巨匠たちに天才と言わしめたマルセロ木村と、シルク・ド・ソレイユに8年間、ドラマー兼バンドリーダーとして在籍し世界中をツアーしてきたダニエル・バエデル。この2人に実力派ベーシストコモブチキイチロウが加わり、オンガクノムラ、ゆうぐれどきのコンサートの幕が開きます。

マルセロ木村 TRIO

Samba a distância

 

マルセロ木村(ギター、ヴォーカル)

コモブキキイチロウ(ベース)

ダニエル・バエデル(ドラムス)

 

Marcelo Kimura (gt/vo)

http://comobass.com/profile.html

 

Kiichiro Komobuchi (bass)

http://comobass.com/index.html

 

Daniel Baeder (Drums)

https://www.danielbaeder.com/

マルセロ木村

Marcelo Kimura

 

 1979年ブラジル サンパウロで音楽一家に生まれ、ギタリストである祖父の影響で幼い頃からギターに慣れ親しむ。

 ラテンアメリカ最大の演劇音楽学校「Conservatorio Musical e Dramatico Dr. Carlos Campos – Tatui – SP にて、クラシックギターを学び、Marcos Delhomo氏、Pacheco氏にジャズギターとクラシックギターを師事。若干16歳にして、タトゥイ音楽学校より講師のオファーを受け、指導を行う。

 個人レッスンやライブハウス・ラジオ・テレビ局などでも演奏を行う。ショーロ・サンバ・ボサノヴァは勿論、ロックやジャズもこなし、それらをクロスオーバーさせた独自のサウンドスタイルを展開。

 2006年に来日。2009年1月にインストゥルメンタル・サンバ ジャズ・ユニットMISO BANANAを結成し、20101月にアルバ ム『Uirapuru』リリース。

 サウンドメーカーとしても国内外の多くの有名アーティストより信頼を受け、サウンド 提供・アレンジ・レコーディングと幅広くサポートしている。

 名古屋にMúsica&Bar Marcelo(ムジカ& バー マルセロ)をオープンさせ、国内外の有名アーティスト(小野リサ、パウラ・リマなど)ともセッション。若手にも演奏機会を提供するなど育成にも力を入れる。

 201310月に、ソロ名義初となるアルバム『Morro Do Urbana』をリリースし、モーションブルー横浜でリリースLIVEを開催。

 2014年6月には、名古屋ブルーノートにて「マルセロ木村CDリリースLIVE」を開催し、大成功をおさめる。

 日々意欲的に音楽と向き合い、ソロとして世界に向け全国にて活動中。現在は東京に拠点を置く。

コモブチ キイチロウ    

Kiichiro Komobuchi

 

ベーシスト(Electric Bass, Wood Bass)

 

1966年東京生まれ。香港にて幼少期を過ごす。音楽好きの家庭に育ち、15歳でチョッパーベースのルイス・ジョンソンの演奏に感動しベースを始める。当時は母のクラシックギターの弦をを4本にして叩いていた。

川端民生氏、ジョージ大塚氏に師事。ピットインなどのジャズライブハウスを中心に セッション活動を開始。90年代中頃からブラジル音楽の豊かさに吸い込まれるように傾倒するようになる。 

ボサノヴァ黄金期の一人、ロベルト・メネスカルとの出会いを機に1997年に開催されたボサノヴァ生誕40周年コンサート「Gets Bosa Nova」に多くのブラジルアーティストと共に出演。その後ワンダ・サー、カルロス・リラ、ドリ・カイミ、ミュシャ、フィロー・マシャードなどの来日公演をサポートする。

 

サンバの力強いグルーブを信条に掲げ、ジャズ、フュージョン、ラテン、R&B、ソウル、 ポップス、フラメンコなど様々なバンドでも活動を展開している。

国内では渡辺貞夫、渡辺香津美、カルロス菅野、マリーン、渡辺真知子、CHAKA、玉置浩二、小野リサ、古澤巌、クリヤマコト、島健、島田歌穂、柏木広樹、東儀秀樹、 アンサリー 瀬木貴将、河口恭吾など数多くのライブ、ツアー、レコーディングに 参加している。

現在オリジナルリーダーバンドの活動として ヴォーカルのCHAKAとデュオユニット【コチヂャン】を結成。歌とベースだけのシンプルな世界に挑戦している。

ダニエル・バエデル(パーカッション)

Daniel Baeder

 

ダニエルは4歳の時にピアノを習い始め、自分の音楽を作曲。11時に最初のドラムセットを手に入れ、12時にプロとして演奏し始めた。14歳の時、当時ハープ・ソムのオサスコで最大の音楽学校で約40人の学生に教えていた。18歳の時、ブラジルで最大の太鼓祭り“ Batuka”に参加し、4日間連続でイベントを開き、6つのエディションに参加。VeraのFigueiredo Drum Instituteから「最高の学生ドラマー」のトロフィーを獲得した。19歳で、非常に有名なロックフュージョンバンド "OTERÇO"に参加し、ブラジル各地でツアーを始めました。20歳のときにドラマー兼作曲家としてTerço'sCdをレコーディング。それ以来、ダニエルは世界中の多くのフェスティバルに参加し、劇場から子供向けの本まで、さらにはテレビ番組のために、セッションを録音したり、さまざまな目的で作曲したりしてきた。ドラマーとしてのパフォーマンスに加えて、スタジオでのアルバム制作、アレンジ等を行う。

  シルク・ドゥ・ソレイユの「OVO」の初演であるブラジル公演にドラマーとして参加し、ショーの音楽CDのレコーディングに参加。世界中の多くのテレビ番組に参加した。

  2016年に「OVO」のアリーナでの再演に参加し、正式にバンドリーダーとなる。初演、再演でバンドをリードした最初のドラマーとなった。

現在は日本に住み、日本の多くのジャズクラブで演奏している。ビデオプロデューサー、アレンジャー、作曲家そしてパフォーマーとして活躍している。