谷中琵琶Style
川嶋信子(薩摩琵琶)
久保田晶子(薩摩琵琶)
谷中琵琶style
Yanaka biwa style
一人でも多くの人に琵琶に出会って欲しい、
そんな思いから琵琶奏者の川嶋信子と久保田晶子が2006年に立ち上げた企画。
演目はタイトルに因んだ創作語りやアレンジもの、 そして古典などを組み合わせて構成。
琵琶という楽器の可能性を追い求めている。特に二人での琵琶語り(演奏)は他に例を見ない。
情緒ある谷根千界隈を拠点とし、 この町ならではの空間選びを大切にしている。
川嶋信子(薩摩琵琶)
Nobuko Kawashima
桐朋学園大学 芸術学部演劇科卒業。 役者として数多くの舞台に出演し、CMなどでも活躍。
その後、 薩摩琵琶を鶴田流岩佐鶴丈に師事。寺社、仏閣、ホテルやイベント会場、学校、平家ゆかりの地など各所で琵琶の魅力を伝えている。他にも 無声映画に楽師としての参加や琵琶2人のユニット「谷中琵琶Style」や琵琶と講談の会「bi-dan」を企画するなど、精力的に演奏活動を行っている。
また毎月、一日体験教室“まなびわ”を開講し「楽しく琵琶を学べる」と好評を得ている。
2015年には寺山修司生誕80年記念公演/演劇実験室・万有引力「身毒丸」への出演(2017年に再演)、筑前琵琶(尾方蝶嘉)との公演「琵琶二面」(ゲスト/俳優・加藤武)など精力的に琵琶の魅力を発信している。
2018年には子供向けのWSも実施。未就学児向けに琵琶と三味線の音で季節を巡るプログラム(みつけてみよう!春・夏・秋・冬 )を行う。
第53回琵琶楽コンクール第二位。
邦楽オーデション合格。HNK・FM「邦楽のひととき」出演。
久保田 晶子(薩摩琵琶)
Akiko Kubota
千葉県出身。
平家物語や軍記物などの古典曲の演奏を中心に、琵琶ならではの「語り」の表現を求め国内外で積極的に活動。民話を原作とした現代語での新作語りの自作自演なども多数。また落語を原作とした琵琶歌を作詞作曲し好評を得ている。本来は一人で弾き語る琵琶だが、琵琶二人語りや人形芝居とのコラボレーションなど新しい表現にも挑戦。また日本音楽集団やアンサンブル室町など現代邦楽アンサンブルでも活躍。アニメ音楽や大河ドラマなどの録音にも多数参加、劇中音楽の創作・演奏もしている。小椋桂コンサートや国立劇場主催公演などにも出演。
ブラジル、香港、インドネシア、ボリビアなど国外での活動も多数。2016年、ベルギーのARS MUSICAに招聘され武満徹「November Steps」のソリストとしてブリュッセルにて演奏。
【主催・参加団体】日本音楽集団、谷中琵琶Style、KiKiふぉれすと、和楽団 煌、アンサンブル室町。